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ミサワホーム・クロードモネの生涯と筆跡カレンダー 8月です。
 
自分も8月なんですが、なぜか周りに8月生まれの人が多く、仲がよいというのは面白いですね。
今月のカレンダーの絵をご覧になって、誰だかわかりますか?そう、これはモネの横顔なんです。
それもマネが描いたんです。エドアール・マネ。当時若手芸術家の中心的な存在で、色々な人たちが影響を受けた画家です。カフェ・ゲルボアというカフェに集まって芸術論争を繰り広げていました。マネの作品では、どんな絵を
思い出しますか?背景のない「笛を吹く少年」、まるでポスターのような絵です。ベッドに裸で横たわる女性
「オランピア」、森の中で昼食をとる男女が描かれ、一人女性だけが裸の「草上の昼食」。どれもいろんな意味で物議をかもした作品を残した画家です。「人が裸で現れる」ということが許されるのは神の世界のことでしたから、
「なんと、これはハシタナイ絵だ」となるのは当然ですよね。サロンの展覧会場に、マネとモネの作品が並べて
飾られたこともあるとか。Manet Monet ao の一字違いですから、どっちか間違っていると思われたのでは
ないでしょうか。このモネの肖像画は、モネがアルジャントゥイユというパリ郊外に住んでいた時にルノワールなど
画家仲間で訪ねて行って描いたものだと思われます。肖像画の隣にある手紙は、モネがマネ宛てに書いたもので、
当時モネは経済状態があまりよくなかったので、マネはモネにお金を貸していたそうです。「あなたに借りた
お金のことは忘れていません。催促しないでくれて感謝します」といった内容のことが書かれています。
マネはとても面倒見のよい先輩でした。マネ51歳という若さでこの世を去ります。その後、モネはマネの「オランピア」を国に寄贈してルーヴル美術館に飾らせようと奔走します。皆から寄付金を募り、マネの奥さんから作品を買上げ、国に寄贈しました。これによりマネの奥さんも経済的に救われたのではないでしょうか。恩返しをしたんですね。現在はオルセー美術館に飾られていると思いますから機会がありましたらご覧ください。
 

さて、ひぐらしの鳴き声が聞こえてきますから夏も終盤にかかってきました。でも8月いっぱいは
まだまだ気を抜けません。今月があなたにとって素晴らしい月となりますようお祈りしております。




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