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ミサワホーム クロード・モネの生涯と筆跡カレンダー3月です。
 
3月に入りました。寒暖の差が激しいので、調子が狂うという方も多いのではないでしょうか。
とかく春という季節は、狂う季節なのです。「あなたが来ると春が来る」「あなたが狂うと春が来る」
「あなたが来ると春が狂う」ま、いろいろなことが言えて、どれも結構当てはまっているんですね。
 
 
さて、モネの筆跡カレンダーに、いきなりロダンの挿絵と手紙が載っています。なぜでしょう?
この2点はロダン美術館の資料室で探しに探して見つけた貴重なものなのです。
ロダンとモネは、パリで生まれました。ロダンは1840年11月12日、モネは1840年11月14日に
生まれた、たった2日違いなんですね。ご存知でしたか?1889年の6月から9月にかけて
パリのジョルジュ・プティ画廊において二人展を開催しました。最初はもっと多い人数だったのですが
最後に二人が残ったというわけです。当時ロダンはもう既に売れていました。モネはまだ
イマイチだったのですね。ですから、モネの方がこの展覧会にかける情熱はすごいものがありました。
展覧会初日、作品の展示を巡って二人は怒鳴り合いの大げんかをしたそうです。(マルモッタン・
モネ美術館で確かめました)しかし、展覧会は二人にとって大成功でした。その後は互いを
尊敬し合い、生涯を通じて友人関係を築いていったことが手紙などの資料でわかります。
そういうわけで、この一年の中のどこかにロダンを登場させたかったのです。ここに載っている手紙は、
ロダンからモネに宛てたものの一部です。「私の手紙なんて読んでいるより、あなたの絵を
描いてください。素晴らしい絵を」と書いてあるらしいです。左側の挿絵は、実はボードレールの詩に
付けたものらしいのですが、皆さんが、「あ、ロダンだ!」とすぐにわかるものでないといけないと思い、
膨大な資料の中から、「考える人」の横向きのようなデッサンを探し当てた!という裏話なんです。
そう、彫刻家はデッサンをたくさん描くんです。というのも360度の角度からモノを理解しないと造れないから
ですね。でも「考える人」のデッサンは現存しないとキューレターの方が言っていました。
おわかりいただけましたか?モネとロダンの交流関係を、カレンダーの中にぜひ入れてご紹介
したいと考えまして、ロダンの挿絵と手紙が登場したというお話です。
 
さあ、今月。あなたにとって最高の春となりますようお祈りしております。




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