大阪の坂  -シルビア-



大阪は平坦なイメージが強いが、地名に「阪」という文字が入っているのはなぜだろう?という単純な疑問が、もしかしたら、おおさかは逢う坂?「おおさかのさかは 人に会う坂」という一行目の詩になりました。また、その疑問が大阪に坂を探しに行かせる動機にもなった。大阪を拠点に全国でまちづくりに関わる仕事に携わっている野村武彦氏に「大阪にいい坂はありませんか?」と尋ね、案内してもらったのが、天王寺七坂でした。そこに由緒ある生国魂神社があり、野村さんのおかげで、その宮司さんに合うことができました。大阪は大坂城を頂点に海に向かってなだらかな坂になっているんです、それを言うのではないかという話を聞くことができました。東京に帰って、天王寺七坂を歌い込んだ詞を書き、メロディを作りました。さらに作曲家の石黒直子さんにお手伝いしていただき、前奏、間奏、エンディングなどを補作してもらいました。すると、石黒さんの知り合いの、何とシルビアさんが大阪出身で、この歌を歌いたいと申し出てくれたのです。出会いというものはおもしろいものです。さっそくレコーディングをして、CDになりました。
シルビアが歌う 大阪の坂 ¥1,000.-
作詞・作曲 中川 さくたろう
補作    石黒 直子
歌     シルビア



大阪の坂  -漆間 せう-





大阪の坂:生国魂神社では、毎年生国魂神社祭りや彦八まつりが夏から秋にかけて行われます。そこで、『大阪の坂』を発表したらという話になり、さらにNHK大阪も取り上げてくれることになりました。それをシルビアさんにお話ししたのですが、体調を崩されていたシルビアさんは「うれしいけど大阪に行く自信がないの。残念ですが、他の方で」と言われ、漆間さんに白羽の矢が。漆間さんはシルビアさんに「私にこの歌を歌わせてください」とお話しし、大阪入りすることになりました。2010年9月上方落語家のお祭りである彦八まつりの舞台で歌いました。この様子がNHK大阪の「ニューステラス関西」という夕方の番組で紹介されました。
漆間せうが歌う 大阪の坂/Welcome Mr. Sun ¥1,000.-
作詞・作曲 中川 さくたろう
補作    石黒 直子
歌     漆間 せう