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ミサワホーム ピエール・オーギュスト・ルノワールの生涯と筆跡カレンダー 5月です。

ルノワールのこのデッサン、奥に家が見えています。庭に佇む、この時まだ結婚は
していませんが、事実上妻のアリーヌと長男ピエールを描いたものです。
ここから、住まいや家族を描くルノワールの「母性シリーズ」が始まりました。
ルノワール44歳、アリーヌ26歳。ルノワールは、1885年当時、不安定な画家
という職業のせいかあまり結婚ということを考えていない様子でした。でも、友人の
画家ギュスターヴ・カイユボット(床に鉋をかける人々を描いた)が長男の名付け親に
なってくれたり、周りから結婚を勧められたりしてようやく5年後に籍を入れました。
カイユボットは比較的裕福で、援助の目的で画家仲間の作品を買ってあげていました。
印象派のコレクションも結構あったのですが、1894年に45歳の若さでカイユ
ボットは亡くなります。その遺産の遺言執行人にルノワールが指名されました。このこと
からも、二人の信頼関係、深い結びつきがわかります。ルノワールはカイユボット
のコレクションをルーヴル美術館に寄贈したいと熱心に国に働きかけ、1896年に
認められます。これは実はフランス芸術史に残る大事件でした。というのも、
ここで初めて印象派の画家たちが国に認められた、いわゆるお墨付きを
いただいたという証だったのです。面白いでしょう。

さて、今月があなたにとっても私にとっても素敵な月となりますよう
お祈りいたしましょう。




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